悪魔月の少年達 3 [Black Story]
・・・ミケとの出会い・・・
それは雨の日。
2人の少年は1人の少女を目にした。
黒い服を着込んだ不気味な者達に追われていた。
少女は架月達の方に向かってきた。
「助けて!」
架月は混乱していた。
「何?あの子?・・・砂奈、、、こっちに来る!!!」
「架月こっち!」
少女が砂奈月達に手を伸ばした瞬間、架月とその少女の手をとり走り出した。
黒の集団は、一発、銃を撃った。
「ぁ・・・・」
少女に当たり、その場に少女は倒れた。
「くそっ!」
砂奈月は後ろを振り返りその少女を庇った。
が、黒の集団はそれ以上何もしてこなかった。
少女の体には穴が開き、向こう側が見えた。
電気がビリビリと行きかっている。
「・・・?」
架月は不思議そうにその少女を見た。
「・・・・アンドロイドだ。」
穴が開き、はだけた服を直しながら砂奈月は少女を抱きかかえた。
「アンドロイド?」
「ああ。名前はMIK・・・E。途中にあなが開いていて分からない。」
「ミケ?・・・」
「ぅぅぅ・・・・」
少女は目を覚ました。
「ダレ?」
「キミは?ダレ?」
架月が聞いた。少女は少し考えてから答えた。
「知らない。アナタは?」
「・・・・僕は、架月。こっちは砂奈月。」
「架月と砂奈月ね。ねぇ、私に名前をちょうだい?・・・」
架月は少しニコッとして言った。
「ミケ。」
「ミケ。認識したわ。」
「なぁ、キミは記憶がないの?」
砂奈月が聞いた。
「そうみたい。どうしてアナタ達の近くに居るのかも分からない。記憶枢軸に穴が開いてるもん。」
コレがミケとの出会いだった。
2005-05-14 13:44
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コメント(2)
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MIKEとぃう名前を聞くと、ぁの坊主のコトおもぃだしちゃうなぁ(笑))
とっても、おもしろぃです!
ではまた明日~~~~♪
by だんさー (2005-05-19 20:23)
MIKEじゃなくて
MIK●Eだよ~
読んでくれてありがと~♪
(みけ、懐かしい・・・)
by チェー (2005-05-20 22:07)